第十四地少協 那須甲子野外活動

平成28年7月

夏休みに入る直前の七月の三連休に地少協恒例の那須甲子野外活動が行われました。

◎一日目
午前七時半にファミリー広場に集合して、まずは出発式。初めて親元を離れての宿泊行事に不安そうな表情を見せるお子さんもいます。家族に見送られていざ出発。バスの中では趣向を凝らした様々なレクで楽しみました。 バスが施設に到着する時間を当てる「到着時間当てクイズ」も行われ、バスが施設に到着するころには子ども同士も打ち解けて笑顔がたくさん見られるようになりました。バスから降りると東京とはうって変わって涼しい爽やかな空気。到着してまず始めに行われるのは開講式です。施設の職員の方に利用上の注意を伺い、その後ピロティで昼食を食べました。昼食後は部屋に行きそれぞれ自分の寝るベッドの場所を決め、ベッドメイキングも自分でします。館内ハイクで施設を見学した後は、いよいよ野外炊飯のカレー作りです。 ご飯を研ぐ、野菜を切るなど、各班ごとに役割を分担して作業します。ほとんどの子が初めて竈で火を焚くので、薪が燃えるまでに時間がかかり苦戦する班もありました。 出来上がったカレーはどの班も美味しく甲乙つけがたいものがあります。野外で食べる楽しさもあり、子どもたちの食欲も旺盛で他の班のカレーを試食しに回ったりして楽しい野外炊飯になりました。 夜は待ちに待った肝試しです。出発前に校長先生から怖いお話を聞き、スタートする前から半べそをかいているお子さんもいます。 各小学校の先生方もお化けとして各所にスタンバイして子どもたちの通過を待ちます。   数名づつのグループで回り、励ましあいながらゴールを目指します。ゴールでは神様に自分の願い事を書いた紙を渡します。ゴールした後の子どもたちのホッとした表情が印象的でした。部屋に戻ってから家族に手紙を書き夜食を食べて一日目が終了しました。

◎二日目
追跡ハイクにはもってこいの涼しい朝を迎えました。各班ごとに指定されたチェックポイントで問題に答えていきます。頂上までは、なだらかな道ばかりでなく険しい道も上らなければなりません。頂上では校長先生が待っていてくださり記念撮影を撮りました。 ゴールした後は広い野原でペットボトルロケットや水鉄砲で遊びました。 午後からは工作の時間です。今年は焼き板づくりをしました。思い思いのデザインで絵をかいたり、自分の名前やメッセージを書いたり、個性豊かな作品が出来上がりました。 夜はお待ちかねのキャンプファイヤーです。 火の神様から各班長のトーチに火をつけてもらいいよいよスタートです。リーダーの先導で歌や踊りで楽しく過ごしました。「はいポーズ」では各班で考えた様々なポーズが披露されました。コミカルな動きがあったりと大いに盛り上がりました。最後は花火でフィナーレになりました。

◎三日目
最終日の午前中はドッヂビーやしっぽ取りで汗びっしょりになりながら元気よく遊びました。家族へのお土産を買った後、閉講式が行われました。初日に行われた「バス到着時間当てクイズ」でピタリと時間をあてたお子さんの表彰に続き追跡ハイクの成績発表です。 各班付きの役員が考えた個性豊かな賞が発表され記念撮影を撮って那須甲子でのすべての行事が終了しました。たった三日間ではありましたが、友だちもたくさんでき、色々な経験をして思い出いっぱいで帰京しました。 ご協力頂いた校長先生、小学校の先生方、地域の皆様にはこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。